ゲゲゲの女房2010/05/03 19:54

朝ドラの原作本を読んでみました.

武良布枝(2008)ゲゲゲの女房.実業の日本社.252p.

人生は・・・・終わりよければすべてよし!!


自分自身を知るのは,楽しんでいるときか,悩んでいるときだけだ.また,悩みと喜びをとおしてのみ,自分が何を求め何を避けねばならぬかを教えられる.

精神の意思の力で成功しないような場合には,好機の到来を待つほかない.

大事なのは笑顔だ! こっちが笑えば,むこうもにこっと笑う.それが一番大事なんだ.

人間が生きているということは,自分の力以外にどんなものの力が作用しているか知れない.自分の意思以外のさまざまな要素が自分を生かしてくれている.

生き抜く力への信頼.

いまの人は,目に見えるものしか信じない.オレがいままでやってきたことはムダだったのか.

ゲーテはオレの生き方の礎になっている.

はっておくと,自然に字が目に入って覚えるんだ.

人間は眠らなきゃダメなんだ.

ふたりで苦労してきた年月は,いま,この風景をともに見るためにあった.

努力しても苦しい状況が続くなら,あとは待つしかない.いつかよくなる日が来ると信じ続けてきました.

ふりかえると,いちばん辛かったはずのあのころがいちばん懐かしい.

終わりよければすべてよし!

最初から最後まで順風満帆の人生なんてあり得ない.人生は入り口で決まるのではなく,選んだ道で「どう生きていくか」なんだろう.


極貧生活の苦労を乗り越えて「ゲゲゲの女房」が水木しげるとどのような人生を歩んできたのかがよくわかりました.

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